【ブラック企業勤め必見】退職代行とは?安心して会社を辞める方法を伝授

退職代行とは
こんな人におすすめの記事
・退職代行がどんなサービスか知りたい
・退職代行っていくらぐらいするの?
・退職代行を選ぶ基準は?
お悩み君

今の会社を辞めたい。。でも中々辞められない。。

退職報告って中々言いづらいですよね。

  • 上司が怖くて言い出しづらい
  • 周囲に迷惑をかけてしまうことを考えて言いにくい
  • 仕事が落ち着いたタイミングでと思いながら、中々落ち着かない

上記悩みに対して簡単に解決してくれるサービスが、退職代行サービスです。

退職代行はその名の通り、「あなたに代わって退職意思を伝えてくれるサービス」です

お悩み君

退職代行聞いたことはあるけど、、どんなサービスなの?

この記事では退職代行サービスを利用するための下記ポイントを解説しています。

  • 各社のサービスは何が違うのか
  • 退職代行サービスは何を基準に選べばいいのか
  • 退職代行サービスはどういう流れで退職できるのか
あずきん

プロフィール:あずきん
・超絶ブラック企業に約4年間勤務
・退職トラブル経験者
・自身の退職失敗経験を活かしてストレスフリーな退職方法を発信中

目次

退職代行とは?

退職代行サービスとは、労働者に代わって、会社へ退職意向を連絡するサービスです。

今あなたがお困りのように、「退職をしたいけど退職連絡をしづらい」人にはうってつけのサービスということです。

そもそも本来労働者は、法律により退職の自由が認められています。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元: 民法第627条第1項

なので上司がなんと言おうと退職の連絡をすれば正社員のあなたは2週間後に辞めることができます。

※上記が適用されるのは「期間の定めのない雇用契約者」が該当します。有期雇用等期間の定めがある方は退職代行サービスを受けられない可能性もあります。

あずきん

多くの退職代行サービスが、無料相談できるのでまずは相談してみましょう。

チェックポイント

たとえ就業規則や雇用契約書に「退職日の60日以上前に退職を申し出ること」と書いてあっても、法的には2週間で退職が可能です。

退職代行サービスは大きく3種類ある

退職代行サービスを運営している会社の種類は大きく3種類あります。

  • 弁護士法人運営
  • 労働組合運営
  • 民間企業運営

会社の種類によって、「できること」「できないこと」があります。

運営形態弁護士法人労働組合民間企業
退職意思の代行連絡
勤務先との交渉×
裁判対応××
費用4万円〜2.2〜3万円2〜3万円
退職代行サービス会社弁護士法人みやび
フォーゲル綜合法律事務所
退職代行ガーディアン
退職代行jobs
退職代行SARABA
退職代行モームリ
辞めるんです。
ネルサポ
J-NEXT

チェックポイント

・「弁護士法人」「労働組合」「民間企業」の3種類が存在する

・コストによってサービス範囲、対応者が変わる

・民間企業運営ではあるけど、退職代行業務は労働組合へ委託するケースもあり

退職代行サービスを利用するメリット

退職代行サービスを利用するメリットは下記の通りです。

  • 直接上司に言わなくて済む
  • ほぼ確実に退職できる
  • 溜まってる有給も消化しやすい
  • 余計なトラブルを起こさずに済む
  • サービス依頼日から会社に行かなくていい
  • 残業代の請求ができる(弁護士法人運営のみ)

やはり何よりも退職連絡における不安やストレスが軽減されることがこのサービスの1番のメリットです。

あずきん

私は退職する際にとんでもなく揉めて、弁護士に相談するまでに至りました。。。
その時のストレスは人生でもTOP3レベルなので、今悩んでるあなたにはぜひ利用してほしいです。

私の退職失敗体験談はプロフィール〜退職代行を使わなかった男の末路〜にて紹介しています。

退職代行サービスを利用するリスク

退職代行サービスは良い面が多いものの、リスクやデメリットもあります。

  • お金がかかる
  • 会社から直接電話がかかってくる(無視でOK)
  • 仲の良かった職場の人と連絡が取りづらくなる
  • 会社から損害賠償請求をされる
あずきん

実際に損害賠償請求をされたケースはほぼありませんけど、直接退職の意思を伝えた際に脅し文句のように言われるケースは多いです。

チェックポイント

退職代行の利用は職場の人間の反感を買う可能性があります。今の職場で関わった全ての人間関係を断ち切るぐらいの覚悟をもって利用しましょう。

退職代行サービスの相場は2〜6万円

退職代行サービスの相場は、大体2〜6万円です。

退職代行サービス費用
弁護士法人みやび55,000円
退職代行ガーディアン29,800円
退職代行オイトマ24,000円
退職代行モームリ22,000円
退職代行J-NEXT20,000円
辞めるんです。27,000円
退職110番43,800円

最安値はJ-NEXTの20,000円で、最高値は弁護士法人みやびの55,000円です。

もっと詳しく知りたい方は、【17社比較】退職代行の費用っていくらかかるの?サービスの選び方や各社の違いをわかりやすく解説しますで詳しく解説しています。

退職代行サービスを利用した方がいい人

私が1番利用して欲しいと思う人は「退職を伝えても拒否される可能性がある場合」です。

このパターンはめちゃくちゃ揉めますし、あなたにかかるストレスも半端無いです。

本来会社員は、会社の事情に関係なく辞められるものです。

お悩みさん
お悩みさん

退職代行で調べると「退職代行 クズ」とか出てくるんですけど。。

退職代行を利用することは決して悪いことではありません

口には出さないけど利用したいと思ってる人って実は多いです。

引用:日本労働調査組合(https://nichirou.com/2937

退職代行を利用するのは、自分の身を守るための1つの手段です。

例として下記該当する会社であれば退職代行の利用を検討した方が良いでしょう。

  • 暴言、暴行がひどいパワハラ上司
  • 上司が当たり前のように残業や休日出勤を命令する
  • 上司が常に上から目線で指示してくる
  • 楽しく話をしていても上司が帰ってきた瞬間に静まり返る
  • 周囲に人がいる前で説教をしてくる上司がいる
  • 責任を押し付けてくる上司

退職代行サービスの選び方

退職代行サービスは下記を参考に選びましょう。

チェックポイント

費用を選ぶ人:とにかく給料が安く貯金がないため、費用は抑えたい

サービス範囲で選ぶ:払われていない給料、残業代を請求したい

顧問弁護士や労働組合が運営しているかで選ぶ:本当にやめられるか不安、できるだけ安心して辞めたい

どうしてもお金を払えないという事情でない限りは、「弁護士法人運営」の退職代行サービスに依頼することを勧めます

おすすめの退職代行サービスは、【厳選】ブラック企業勤めにおすすめの退職代行サービス5選。この中から選べば間違い無いですで紹介しています。

退職代行は弁護士へ依頼するのが一番安心

弁護士へ依頼するメリットは3つあります。

  • ・非弁行為ができる(会社が色々と要求をつけても、代わりに対処してくれる)
  • ・残業代の請求ができる
  • ・圧倒的な安心感

非弁行為ができる(会社が色々と要求をつけても、代わりに対処してくれる)

非弁行為とは、弁護士でない者が、弁護士のみが行える行為を行うことです。

もし会社側が有給消化の交渉を行なってきた場合、民間企業では対応できません。

もし会社側が何かしら訴訟を起こしてきた場合、労働組合では対応できません。

あなたの会社が何をしてくるかわからない不安がある場合は、どんなことが起きても対応してくれる弁護士サービスが1番良いです。

残業代の請求ができる

未払いの残業代や、正当に支払われていないお金がある場合は弁護士が請求をしてくれます。

別途費用は取られますけど、取り分の○%なのでマイナスになることはありません

あずきん

サービス残業地獄をしてきたあなたなら実質無料で退職代行が使えますよ

もしあなたの心に余力があるなら、働いた分はしっかり請求するのもアリです。

会社に対して気が引けるかもしれませんけど、そんなことはありません。
会社側はそんなあなたを利用して残業代を支払っていないのですから。

圧倒的な安心感

他のサービスと比較して、非弁行為が行えるということが安心感にもつながります

余程あなたが故意に会社の損失を招くような行為をしていない限り、問題なく退職できます。

もしあなたが周りに言えない不安事があるのでしたら、それも含めて一度弁護士サービスへ相談することをおすすめします。

もっと詳しく知りたい方はコチラ

退職代行を使う前にやるべきこと3つ

もうつらくて今にも逃げ出したいと思いますけど、最低限やっておくべきことがあります。

  • 雇用契約書を確認する
  • 引き継ぎ資料の作成
  • 身の回りの整理

雇用契約書を確認する

雇用契約書では下記を確認しましょう。

  • 期限の定めのない雇用契約か
  • 就業規則の内容「退職する場合は○ヶ月以上前に退職願を提出すること」

期限の定めのない雇用契約か

正社員採用であれば「期間の定めのない雇用契約」に該当するため、いつでも退職することができます。

派遣社員や契約社員の場合等、有期期限で労働契約を結んでいる場合は、期間満了まで退職することができません。

ただし、あまりにも劣悪な環境下で働いているのであれば例外は存在します。退職可能かどうかを退職代行サービスに聞いてみるのもありです。

就業規則の内容

これは確認程度でO Kです。就業規則には「○ヶ月以上前に退職願を提出すること」と定めがあります。

あずきん

そもそも就業規則がない会社は論外ですので即刻退職してOKです。

多くは30〜60日以内に退職願を提出すること、と記載があるはずです。

チェックポイント

2020年4月の民法改正により、期間の定めのない雇用契約を締結している労働者の退職は、例外なく「2週間前の申入れ」で退職できるようになった。

数業規則がいくら長い期間を定めていても、退職の意思表示をしてしまえば2週間後には退職できる。

引継ぎ資料の作成

引継ぎ資料がないとトラブルになる可能性がとても高いです。

進行中案件の整理だけであれば1日で終わりますけど、必要なデータの洗い出しや整理が必要になります。

上司や同僚から一切の問い合わせを無くすつもりで、引継ぎ書は作りましょう。

引継ぎ資料作成のポイント
・書くべきか迷うものも全て記載する
・案件別にフォルダを整理し、必要データはその中に全て入れておく
・メール上でやり取りしたデータは、データ名に日付を入れてフォルダの中へまとめておく

引継ぎ書は最後の仕事です。

色々ありましたけど、同じ場所で一緒に働いた仲間への最大限の配慮と思ってしっかり終わらせましょう。

身の回りの整理

普段仕事が忙しくて中々デスク周り等の整理ができていないと思います。

少しずつ必要なものと不要なものを分けて整理していきましょう。

  • 必要書類はファイリングやスキャン、不要な書類はシュレッダー
  • 自分の持ち物は少しずつ持ち帰る
  • 返すべき貸与品はデスクへ

これだけやれば十分です。あとは退職代行へ依頼して、今の会社から脱出しましょう。

退職代行サービスの流れ

退職代行サービスは一般的に下記流れになります。

STEP
退職代行サービスへ相談する

相談方法は電話やメール、LINEを使用するケースが多いです。

初回は無料相談がほとんどのため、相談してから判断するのも良いです。

STEP
退職代行サービスへ正式に申込みをする

相談した上で利用したいと思ったら、そのまま利用登録をしましょう。

この時に退職時の希望があれば伝えましょう。

STEP
退職代行サービスへお金を支払う

退職代行サービスの支払いは先払いが一般的です(一部後払い制もあり)

入金確認が取れ次第、本格的にサービス利用が始まります。

STEP
担当者と打合わせをする

打合せではより細かい内容を決めていきます。

  • 会社へ連絡する日時
  • 退職希望日
  • 退職理由
  • 有給休暇や退職金について
  • 貸与品の確認
STEP
退職代行サービスが会社へ退職意思を伝える

連絡以降はあなたは会社と直接やりとりする必要はなくなります。

もしかしたら何か確認や質問事項がくるかもしれませんけど、直接やりとりする必要はありません。

STEP
会社からの退職報告の承認を待つ(退職代行サービスから連絡がくる)

退職代行会社から承諾いただいた旨の連絡が来れば、晴れて退職することが決定します。

退職届の郵送や会社からの貸与品の返却等を送ることになります。

STEP
アフターフォロー

退職代行サービスによってはその後の相談対応もしています。

退職書類の不備や、企業からの連絡に対して対応いただけます。

面談不要で即日対応してくれる

「退職代行とは?会社を安心して辞める方法」まとめ

退職代行はあなたやあなたの周りの人も守る正当な退職手段です。

チェックポイント

・退職代行運営会社は3種類ある(弁護士法人/労働組合/民間企業)

・退職代行サービスの相場は2〜6万円

・安心して辞めたいのであれば弁護士法人運営がおすすめ

あなたが勇気を振り絞って退職の意思を話しても、上司は認めない可能性があります。(そもそもこの時点で退職は決まるんですけどね)

こうなってしまうと上司を説得するのはほぼ無理で、あなたのメンタルは削れる一方です。

そんな思いをするぐらいなら退職代行を利用する方がよっぽど良いです。

ストレスフリーな退職になることを応援しています。

面談不要で即日対応してくれる

もしよければ、私がおススメしている退職代行サービスもチェックしてみてください。

▼▼▼おすすめの記事▼▼▼
【厳選5社】ブラック企業勤めにおすすめの退職代行サービスを31社の中から選びました。この中から選べば確実です。

良かったらシェアしてください
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ブラック企業から奇跡の脱出をしたホワイト企業リーマン。
ブラック企業勤務歴4年半。入社2年目で社歴No.1。
退職時に大トラブルを経験し、以降ブラック企業で退職しづらい方向けにストレスフリーな退職方法の情報を発信中。

目次